私のヒプノセラピー(前世療法)との出会いについてお話しして行きます。

私がヒプノセラピー(催眠療法)と出会ったのは、25年くらい前です。
その頃、東京ではなくて神戸に住んでいました。
もちろん阪神大震災も経験しました。
震災は二人目を妊娠していた時(妊娠8ヶ月)に、一軒家の2階に寝ていたので、
その揺れが凄かったのを覚えています。
2階の窓から遠くに閃光が走ったのも見えました。
凄いエネルギーが動いていたのでしょうね。
私は二人の子育てで忙しくしながらも、ずっと何かモヤモヤした気持ちがあり
(子育てのストレスなのかその頃はよく分かっていませんでした)前世療法が出来るサロンを探して神戸のあるマンションを訪ねました。
とても寒い日でした(神戸の冬はとても寒かった)
その頃「エドガー・ケイシー」の本を読んだりして、そのような精神世界に少し興味を持っていました。

子供の頃から不思議なお話しが大好きで、子供ながらに、なぜか輪廻転生を信じていました。
自分は子供の頃も(今も)霊などが見えるタイプではなかったのですが、
時々不思議体験はありました。
なので、エドガー・ケイシーのような実体験の記述があるととても惹かれて読んでいました。
さて、初めてのヒプノセラピー体験ですが、
寂しい感じのマンションの階段を上がり、
ピンポンを押すと男性のセラピストさんが迎えてくれました
(今思うと初めては女性が良かったな)
40代半ばくらいの温和な感じの男性セラピストでした。
マンションもですが、お部屋も何だか少し暗いイメージで、
少し不安な気持ちになったのを覚えています。
私のサロンに来られるクライアントさんには、
なるべくそんな感覚を感じさせないように気を付けています。
その男性セラピストさんは少しサイキックな面もあった方のようで、
主婦で何もしていない私を、セッションが終わってから日本の伝統的な舞を踊る人の佇まいを感じると何度も言われました。
私は、ヒプノセラピストではありますが、実は今でも前世などは、クリアによく見えるタイプではありません。
もちろん初めての前世誘導も年齢退行も、ほぼ見えずに終わってしまいました。
ただ、その時は不思議だったのが、
催眠に入った時にすぐに感情が込み上げて来て、涙が止まらなくなりました。
これは、今になって分かるのですが(プロなので、笑)
催眠療法で、潜在意識に繋がって私の感情の蓋が開いたのでした。
なのでそのセラピストさんが、うまくイメージが出来ない私に、
この後ももっと掘り下げて下さったら少しは満足の行くセッションになっただろうなと思います。
私のクライアントさんの中には、様々な手法を替えても、
イメージが上手に出来ない方も時々いらっしゃいますが、全く心配いりません。
そんな方でもトラウマの解放などへのアプローチをさせていただきます。

中には、最初に前世が見えなくて、
先にご自身の幼少期のトラウマにアプローチした後に、
前世へ誘導すると見えるようになった方も何人もいらっしゃいますので、
安心して受けていただけたらと思います。
その日の私は何も見えないで終わりしょんぼり帰った、
人生初のヒプノセラピーでした!!
しかし、その約20年後に、自分がヒプノセラピストになるなんて、
その頃は想像もしていなかったことです。
コロナの時代になってからは、オンラインでもセッションをして世界のどこにいても
セラピーが出来るようになりました。
オンラインでのセッションの様子は、YouTubeを撮っていますので、
良かったら見てみてください。
YouTubeはこちら
実は、私が初めてのヒプノセラピーを受ける数年前に、
お友達が乳がんになったことがきっかけで、ヒプノセラピーを受けたことがあり、
その方からヒプノセラピーのお話を聞いていたので、抵抗は全くありませんでした。
そして現在、同じようにご病気のクライアントさんが
ヒプノセラピーを受けに来られている。
これは私の人生において、
ヒプノセラピーで人を癒していくということは、
潜在的に決まっていたことなのかもしれません。
ヒプノセラピーを学んだきっかけについては、
また次回お話したいと思います。
お読みいただき、ありがとうございました。