「自分のやりたいことが分からない」
インナーチャイルドが、様々な形であなたに影響を与えている、ことについて少しずつお伝えしようと思います。
(インナーチャイルドについての説明は一つ前のブログをお読みください)
その一つに「自分のやりたいことが分からない!」と悩んでいる方がとても多い、と感じます。
これは、幼少期に置かれた環境がとても大きく影響しています。
親から「こうしなさい」「あれは良くない」「これがいい」と親の価値観を押し付けられている場合に
インナーチャイルドはその親の価値観に沿った
親の望む生き方や、
親が喜ぶ方を、
様々な場面で無意識に選択してしまっているのです。
子供の頃に、自分の意見を否定されたり、馬鹿にされたり、認めてもらえなかった、という場合は特にそうなります。
自分はどうしたいのか?の前に
「私には無理だ」「私は出来るはずがない」という思考にも陥ってしまっています。
やりたいことへのハードルがとても大きいともいえます。
私はそんなに否定されなかった、という方もいるかもしれません。
その場合でも、こうやったら親が喜んだという体験から、子供はこうしたら親が喜ぶと
察知し自然にそのように行動します。
その積み重ねが大人になっても自分の価値基準が知らずのうちに親の価値観に寄ってしまっているのです。
やりたいこととやるべきことは違う

そもそも、やりたいこと、とやるべきこと、は全く別のものです。
親の価値観は、こう在るべきや、こうやるべきがとても強いので、その思考に陥っているとやりたいことは
二の次になっています。
ストレスがたまったり、喜びも感じることも出来ずに疲れてしまう、という場合は、やりたいことではなく
やるべきことをやっている可能性があります。
いま一度、自分のほんとうにやりたいこと、に意識を向けてみてください。
親の望む生き方を選択してはいないだろうか?
親の喜ぶ生き方をしてはいないだろうか?
あなたの中のインナーチャイルドが、どのように親に影響されていたのか?
「自分を生きる!」上で意識してみることも必要なことかもしれません。
そして、新たな一歩を踏み出してくださいね。