アダルトチルドレンとは?
前回のブログではインナーチャイルドや、その影響についてお伝えしましたが、さらに『アダルトチルドレン』についてもお伝えしてみようと思います。
『アダルトチルドレン』とは何か?
インナーチャイルドが傷ついている成人のことをそう読んでいます。
幼少期に傷ついたまま癒されることなく大人になり、その影響を受け、そしてずっと生きづらさを感じている大人のことを指します。
自分では気が付いていなくても、自分の中のインナーチャイルドが深く傷ついている状態ともいえます。
もとは、アメリカにおいてアルコール依存症の治療現場から生まれた言葉で、元々は『アダルトチルドレン症候群』として捉えられたようです。
またアダルトチルドレンの特徴の一つに『共依存』という概念がありますが、アルコール依存という治療から生まれた言葉でもあるようです。
『共依存』とは、頼られる必要のある人と頼る必要のある人との相互依存や、支配関係・非支配関係の状態を表している言葉でもありますが、アダルトチルドレンの人が恋愛において、この共依存という関係性で悩んでいる方も少なくありません。
日本では8割の人がアダルトチルドレン?
しかし、実は日本人では8割の人がアダルトチルドレンと言われているようです。
「私がアダルトチルドレンなの?」そう思う方もいるかもしれませんね。
もしかしたら、もっと多いのでは?とも思います。
なぜなら、子供の頃、人から言われて傷ついたことがない、否定されたことが一度もない、という子どもはいないはずです。
親から傷つけられなかったとしても、学校の先生だったり、同級生だったり、お友達、近所の人、親戚の人、など様々に人と関わって生きている中で、誰しもが何かしら傷ついて生きてきたとも言えます。
ただ、それらの体験がトラウマのように深く潜在意識の中に残り、大人になっても影響を与え続け、
・自己肯定感が低い
・人が苦手
・依存心が強い
・不安感が強い
・自分に自信が持てない
などの傾向が強い場合は、過去の自分(インナーチャイルド)を癒す必要があるかもしれません。
職場での人間関係、家族関係や恋愛関係に影響を与えていることが多いからです。
インナーチャイルドを癒す、ということは過去の傷と向き合い、そして癒やしことに繋がります。
インナーチャイルドというのは、潜在意識の中の概念でもあるので、潜在意識でのワークが効果的だと考えられます。
心理療法の一つでもある潜在意識のワーク、ヒプノセラピー を試してみることをおすすめします。
出来るだけ心を軽くして生きていきたいですね。